リーエデルコートを迎えた東京セミナー。

『THE LABOUR OF LOVE』をメインテーマに、政治経済、ロボット化、移民問題といった世界の状況分析と16-17AWシーズンのアンチファッションからの流れとして一時的な流行やクリエイティブプロセスが伴わないファッション制作への危惧から一般消費者たちがリアリティチェック＝自分にとってそれが必要であるか？をよりするようになっている事態との組み合わせから今後「ワーク」＝働くこと、生きる意味、あり方、「ワーク」＝機能、「ワーク」＝装飾的パフォーマンスのある衣服の必要性を説明しました。

セミナーはここ数シーズン一層重要になっているカラー戦略からスタートし、トレンドの背骨やそれがどのような質感、デザイン、フォルムになるかというメインテーマ、オーディオビジュアルを挟んだ後半はNY支社代表のフィリップフィマーノによるアクティブウエアブックの説明の３部構成でした。

アクティブウエアはトレンドユニオンとしては４シーズン目のブックで、人がなぜ集い、どのように行動し、何を求めるかというソーシャルトレンド分析をベースに、服、プロダクト、カラー、テクスチャーなどの次のあり方を提示するもので、今回フィリップはアーティストとアスリートといういずれも一つのものをなし得るために心身ともに鍛え、人生を捧げる生き方がファッションやデザインに新しい影響を与えると話しました。

セミナー会場ではおにぎり、お漬物、春の和菓子、ミント＆レモンウォーターで労働の美しさを味わっていただきました。

タイミングが合わずセミナーに参加できなかった方々やご興味がある方には個別セミナーもさせていただきます。

またシーズンのブックは東京オフィスで全てご覧いただけますので、お問い合わせください。